当時「妖怪道中記」は大人気ゲームでした。
僕も初めて目にした時はグラフィックの美しさに目を奪われました。
ゲームなのにまるでアニメを動かしてるかのようでね。
おとぎ話をテーマにしていた点も華やかだったし、
道中お店で金銭のやり取りができたり、
賭博場があったり、
画面上に地図が表示されてる事やそれを活用して隠しルートを探ったり
動物を助けて引き連れることができたりと
挙げればキリがありませんが
本当にあの当時では型破りなアクションゲームでした。
となると、そんな素晴らしいゲームを
常々世の良いものに対して敏感にレーダーを張られてる
地元のリーゼント頭のお兄ちゃんたちが放っておくわけがありません。
「妖怪道中記」の筐体周りは四六時中
彼らの集会所と化してました(笑)
当時まだガキンチョだった僕は、それでも自分の順番がまわってくるのを
小銭を握りしめて待ったものです。
来ることはまあ、ありませんが(笑)
しばらくしてPCエンジンやファミコンにも移植されましたので
それらをプレイされた方は多くいらっしゃると思います。
僕もファミコン版を当時遊びました。
PCエンジン版についてはこれまた別のお話があります。
(過去にブログで触れてはいます)
しかし聞くところ、PCエンジン版もファミコン版も
独自のアレンジ版となっているそうで
アーケードの再現とはなっていないようなんですね。
仕方ないですよね、容量や技術の制限がまだきつい時代ですから。
そんなこんなで思い入れのある「妖怪道中記」
今回はちょっとだけ憧れのアーケード版に触れてるかのような
錯覚を覚えることができました。